
退職届の書き方を3ステップで説明!初心者でも安心のガイド
更新日:2025.01.17 | カテゴリー: 退職手続き
退職手続きの中でも重要なステップとなるのが「退職届」の提出。退職届は、あなたの意思を正式に伝えるための書類であり、ビジネスマナーとしても重要な役割を果たします。しかし、どのように書けば良いのか分からないという方も少なくありません。本記事では、退職届の基本的な書き方から注意点まで、退職届の書き方を3ステップでわかりやすく解説します。退職代行サービスを利用する方にも役立つ内容をお届けしますので、ぜひ参考にしてください。
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はじめに:「退職届」と「退職願」の違いとは?
退職届と退職願は似ているようで異なる役割を持つ書類です。退職届は「退職する意思を確定的に伝える書類」で、一度提出すると撤回が難しくなります。法的にも効力が強く、会社側は原則として受理しなければなりません。一方、退職願は「退職を希望する意思を伝える書類」です。こちらはあくまで相談や申し出の段階であり、会社が承認することで退職が決定します。そのため、退職願は後から撤回することも可能です。状況に応じて使い分けることが重要で、確実に退職を決めている場合は退職届を、話し合いの余地を残したい場合は退職願を提出すると良いでしょう。
ステップ1:必要な情報を確認する
退職届には以下の情報を記載する必要があります。
- 宛先:通常は会社の代表者(社長)の氏名。
- 退職理由:シンプルに「一身上の都合」と記載するのが一般的。退職届に記載できる退職理由サンプル15選も参考にしてみてください。
- 退職希望日:会社との合意に基づく退職日。
注意点
- 事前に会社の就業規則を確認し、退職の手続きや提出期限を把握しましょう。
- 退職理由は詳細を書きすぎないことがポイントです。
ステップ2:退職届をフォーマットに従って作成する
基本的なフォーマット
[タイトル]
退職届
[本文]
このたび、一身上の都合により、○○年○○月○○日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。
[日付]
○○年○○月○○日
[署名]
氏名(フルネームを記載)
[宛先]
株式会社○○
代表取締役 ○○ ○○ 殿
書き方のポイント
- タイトル:「退職願」と混同しないように「退職届」と明記。
- 文末の表現:「お願い申し上げます」とすることで丁寧さを保つ。
- 手書き or デジタル:手書きが基本ですが、会社の指示に従う。
ステップ3:提出と対応の流れを確認する
- 直属の上司に相談する
- 退職届を提出する前に、上司に直接伝えて承諾を得ましょう。
- 退職届を提出
- 提出は直属の上司または人事担当者へ。
- 提出方法:直接手渡しが基本ですが、指示に従う。
- 退職届を直接渡すことが難しい場合は郵送で送ることも可能です。
参考記事:退職届の郵送はレターパックがおすすめ
- 受領確認を取る
- 退職届が受理されたか、確認を忘れずに行いましょう。
- 書面やメールで証拠を残すのも良い方法です。
まとめ
退職届は、会社を円満に退職するための大切な手続きです。このガイドを参考に、正確で丁寧な退職届を作成しましょう。ポイントは、会社の規則に従い、誠実な対応を心がけることです!どうしても退職届を直接渡すことが難しい場合は、プロクシーの退職代行サービスをご利用ください。面倒な退職手続きを全面的にサポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください!
